痛み止め。

こんにちは。

新型コロナウイルスがパンデミックとなり、世界中で様々な事が起きています。

人や物の流れは停滞し、経済活動も低下、景気低迷、などなど感染予防対策のみならず、日々の生活に大きな影響があります。

早く終息してもらいたいものです。

個人的には、通常、スポーツ観戦が生活に組み込まれているので、それがないのが変な感じです。

よく患者さまから聞かれる質問の1つが「痛み止め」について。

「体に良くない」とか「胃が悪くなる」とかいろいろな情報について聞かれます。

なのでちょこっとお話しさせていただきます。

よく患者様が使っているのが、ロキソニンとかボルタレン、バファリン、セデス等々。

これらは、「非ステロイド系消炎鎮痛薬」というものです。

発熱、発痛を止める、つまり炎症を抑える働きがあります。

人間は、体の組織が損傷を受けると、細胞膜の脂質がアラキドン酸という物質に変わります。

そのアラキドン酸が、シクロキシゲナーゼという物質の作用により、プロスタグランジンを生成します。

プロスタグランジンは発熱や発痛に関与し、炎症を引き起こす作用があります。

そして、患者様に馴染みのある「非ステロイド系消炎鎮痛薬」は、このプロスタグランジンの生成を阻害することで、炎症を抑える、つまり痛みや発熱を抑えるというものです。

プロスタグランジンの生成には、シクロキシゲナーゼが必要です。

「非ステロイド系消炎鎮痛薬」はこのシクロキシゲナーゼを阻害する事で、プロスタグランジン生成を阻害するというものなのです。

同年代の患者様に、「サイヤ人(プロスタグランジン?)と戦うのに大猿に変身されないように月(シクロキシゲナーゼ?)を破壊しておく」という説明をするとなんとな~く理解されるようです。)

プロスタグランジンが生成されなければ痛みは発生しません。

しかし、プロスタグランジンには、胃の血流を上げるという働きもあるのです。

つまりプロスタグランジンが生成されないと胃の血流低下を招いてしまうという事も起きてしまいます。

痛み止めで、「胃が悪くなる」とか、胃薬も一緒に処方されるのはそれを防ぐためです。

久々にちょっと真面目なお話でした。

痛み止めは、痛みを抑えるのに有効です。

こういった痛みを抑える機序を知って、副作用を気にしつつ、使用してもらう事が良いと思います。

当院も物理療法や鍼灸などを用い、痛みをとる施術をしています。

当院では、痛み止めと当院の施術は、お互いを補完しうるものと考えてます。

患者様の痛みのレベルや生活スタイルに合わせ、お互いをうまく使うのが良いかと思います。




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こじま針灸院・接骨院
埼玉県さいたま市西区三橋6-398
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