こんにちわ。
土曜日、等々力での「公開処刑」のショックからようやく立ち直ってきました・・・。
ご存知の通り、
大宮アルディージャはJ2に降格しました。
・・・最下位で。
・・・目の前で優勝されて。
・・・しかも0-5。
・・・小林悠選手にはハットトリックと得点王をプレゼント。
ここ数日、虚無感や脱力感に襲われておりました。
以前、東洋医学における「標治」と「本治」を用いて、大宮アルディージャの現状について書きました(良かったら先月の記事を読んでみて下さい)。
病気や痛みの症状のみを治すのが「標治」、病気や痛みの根本を治すのが「本治」です。
標治がうまくいっても、本治をきちんと行わないと、再発を招く事があります。
その為、健康には、「標本同治」が望ましいとされているわけです。
降格回避の為、残り3試合で、監督交代というカンフル剤を使ったのは、まさに「標治」であります。
しかし、それが功を奏しても、「本治」をしなければまた同じ事を繰り返すのでは、という事です。
今回、アルディージャは標治に失敗しました。
しかも監督交代のカンフル剤はうまく効かず、更に重症になってしまいました。
今回の重症具合は、アルディージャ史上最もひどい気がします。
最後の最後で、大敗し、目の前で優勝決定を見せられ、他の下位チームは勝利し、最下位に落ち、どん底の状態でシーズン終了を迎えてしまいました・・・。
しかし、先日、石井監督の続投が発表されました。
実績のある監督に1からチームを作り直してもらえるチャンスです。
選手の顔ぶれはかなり変わると思われます。
しかし、今年のチームをリセットし、新たなチームに生まれ変わる時だとポジティブにも考えられます。
今度こそ、アルディージャの「本治」をしてもらえると願っています。
強いチームは、土台がしっかりしているので、調子を落としても、「標治」だけで回復できます。
しかし、今のアルディージャは、標治も本治もうまくいかない状態です。
来年1年、過酷なJ2でチームを研鑽し、それにより、「標本同治」とし、真に強いチームに生まれ変わって欲しい、そう願っております。