こんにちは。
12月に入り、急に寒さが厳しくなりました。
また、連日のワールドカップ観戦で寝不足の方もいらっしゃるかと思います。
日本の活躍は終わってしまいましたがワールドクラスのスーパープレイはまだまだ見られると思います。
さて、寒さが厳しくなると、つらくなるのが「冷え性」。
特に、「足が冷たくて夜眠れない」というお悩みの方も多いかと思います。
人間の体は、夜になるにつれ、「寝る準備」を始めます。
明るくなったら起きる、暗くなったら寝るというのが本来の人間の生活スタイルであり、そのリズムは現代人でも同じです。
「寝る準備」の際、人間の体温は下降していきます。
体温を下げる、特に深部体温(体の内部の温度です。内臓とか脳の恒常性を保ってます)が下降する事で人間の体は眠る方向に進んでいきます。
深部体温が下降するメカニズムは、手足の血流を増加させ、手足から放熱するという仕組みです。
つまり、「足が冷たくて眠れない」というのは、
足の血流が悪い → 足からの放熱がされない → 深部体温が下がらない → 体が寝る準備不足 → 眠れない
という状態なのです。
では、それを解消するにはどうすればいいのでしょうか??
答えは、足の血流を改善させるという事です。
足の血流を改善させ、足からの放熱を促し、深部体温を下げ、体を寝る方向にもっていくという事です。
足のマッサージや足湯など効果的です。
また、オススメなのが「お灸」。
比較的メジャーな「三陰交」というツボにお灸などgoodです。
1つ注意点。
足が冷たいので、「靴下を履いて寝る」「電気毛布を使って寝る」というのは、一見、効果的に見えますが、常に足を温める事になり、放熱がされない為、深部体温が下がりきらず、かえって寝付けないケースもあります。
寝る少し前に足の血流改善をするのが効果的です。
これからの季節、「足が冷たくて眠れない」時には試してみてください。
当院でも、ご家庭用のお灸も販売していますのでご利用ください。
効果的なツボもお教えします。