こんにちは。
今年のJ1も残り3試合。
ここにきて、大宮アルディージャが
“ 監督交代 ”
という衝撃の決断をしました。
しかも、元鹿島の石井監督が後任。
それもビックリです。
石井監督は素晴らしい実績の監督です。
アルディージャの救世主になってくれることを願ってます。
東洋医学には、「 標治 」 と 「 本治 」という考え方があります。
簡単にお話しすると、痛い所を治す・対処療法が「標治」、痛みの根本を治すのが「本治」になります。
「標治」が済んでも、「本治」ができなければ真に痛みはとれない、再発するかもしれないというわけです。
つまり、健康のことを考えると、「標本同治」(痛い所を治しつつ、その根本になる所も治す)がいいのです。
今回のアルディージャの監督交代劇は、まさに「 標治 」と言えるでしょう。
残留のために、ラスト3試合なんとか乗り切るという対処療法です。
今回はそれでいいと思います。
ただ、「標治」ができても、「本治」ができなければ、また痛みは再発します。
つまり、なんとか残留できても、その後、「本治」に向けてチーム作りができなければ、また同じ事を繰り返してしまいます。
今までのアルディージャはそれの繰り返しだったかもしれません。
ただ、昨年の好成績は、一昨年、降格し、渋谷監督の下で、過酷なJ2を戦い抜く事で、「本治」に近づいたからだと思います。
しかし、今年は「本治」により近づくための重要なピース(家長、泉澤)を抜かれてしまい、大きな傷を負ってしまいました。
その傷を癒せないまま、今を迎えてしまいました。
残り3試合、石井監督には「標治」で構いません、対処療法で構いません、その傷をカバーしてもらい残留を果たして頂きたいと思います。
そして、来年、J1かJ2か分かりませんが、しっかりとチームを作り、アルディージャの「本治」をして欲しいと願っております。
ご来院頂いているアルディージャサポーターの患者様は「石井監督就任に希望の光が見えている、ワクワクする」と皆様言っています。
残り3試合・・・全力で応援します。